立ち上がりからユナイテッドがピッチをワイドに使い、レスター守備陣を左右に振ってボール奪取の狙いを定めさせない。先制点の場面もサイドを使った攻撃から、アントニー・マルシャルが決めた。
勝てば優勝が決まる試合でリードを許したレスター。その後もチャンスらしいチャンスは作れなかったが、前半17分にセットプレーからウェス・モーガンの同点ゴールが生まれ1-1で折り返した。
後半に入るとレスターも調子を上げてきたが、相変わらず主導権を握るのはユナイテッド。相手のプレッシャーにレスターの前線はいつもより下がった位置へ降りてくる。苦しい中で岡崎は後半20分、胸トラップから反転してのシュートを狙うがDFに阻まれる。両チームとも勝ち越し点を奪えないまま試合は終了した。
この試合で優勝決定とはならなかったレスター。だが若手の台頭で登り調子のユナイテッドと敵地で引き分けたことに、「今のユナイテッド相手に敵地で引き分けなら悪くない結果」「厳しい試合だったけどよく踏ん張った」「次節はヴァーディも帰ってくるしホームで決めよう」「チェルシー相手に勝利しか許されないトッテナムのほうがプレッシャーは上」などの声が寄せられている。
勝って優勝を決めることはできなかったレスターだが、2日の試合でトッテナムがチェルシーと引き分け以下ならプレミアリーグ初制覇となる。注目のチェルシー対トッテナム戦は日本時間3日早朝に行われる。
Full-time: Manchester United 1-1 Leicester City #MnuLei pic.twitter.com/He4CTV3lwt
— Leicester City (@LCFC) 2016年5月1日