男子テニスのナダル、仏元大臣への訴訟手続きを進める「法律を信じるだけ」
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
バシュロナルカン氏は今年3月、ナダルについて「2012年の長期離脱はドーピング検査で陽性反応が出たからだ」と発言していた。すぐさまナダルは反論し、「アスリートの品位やイメージ、これまで正当な努力で成し遂げてきた功績を守るため」法的な措置を取るとしていた。
マドリード・オープン出場中のナダルは会見で訴訟の行方に関して、「今は法的手続きの最中。何度も言ったように何も話しはしない。言うべきことはすべてインディアン・ウェルズで言った」と話し、今は粛々と準備を進めているとした。
「訴えを起こす準備はできている。今の僕らは法の支配下にあるのでそれ以上言うことは何もない。僕は法律を信じるだけだ」
ナダルは今回の問題だけではなく、確証なしに発せられる同様の発言について今後も同じ態度を取ると表明している。
「こうする以外になかった。どこかで『もういい』と言うしかない。やるべきことはやってきたので、あとは法的手続きを信頼して待つだけだ」
マドリード・オープンは地元スペインで行われるマスターズ1000大会。一時の不調を脱したクレーキングにファンは大きな期待をかける。肝心の試合に向けてナダルは好調をアピールした。
「良い感触だと思う。これを続けられる自信はあるし、同じレベルを保つよう頑張っている。マドリードは特別な大会だ。マスターズ1000だからだけでなく自国でのプレーだからね」
《岩藤健》
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