本拠地での優勝を狙った4月30日のボルシア・メンヘングラードバッハ戦。チームは1-1で引き分け、絶好の機会を逃した。それから1週間経った7日、バイエルンは敵地アウディ・スポーツパークで今季27勝目を挙げ、ブンデスリーガ史上初となる4連覇を達成した。
インゴルシュタット戦で2ゴールを決め、優勝に貢献したロベルト・レヴァンドフスキは、「2点取れたことをうれしく思う。来週はサポーターと一緒にミュンヘンで祝うよ」と喜んだ。
トーマス・ミュラーは今季のブンデスリーガを振り返り、「チームはシーズンを通して卓越していた。ドルトムントという、間違いなくブンデスリーガ史上最強のライバルもいた」と話す。
リーグの全チームが打倒バイエルンを狙ってくる中で達成した4連覇に、「最後に一番強かったのは僕たちだった。ブンデスリーガにはほかにも偉大なチームがいたにも関わらず、4連覇は史上初めてのこと。これは並外れてる」と偉業達成を誇らしげに語った。
喜んでいるのはファンも一緒だ。優勝決定直後にインタビューを受けた男性は、「ミッドウィーク(チャンピオンズリーグのアトレティコ戦)は残念だったが、取り戻すことができたと感じる。国内二冠を達成できれば十分だ」と話した。
別の男性もチャンピオンズリーグ敗退を残念そうに語ったが、「優勝は義務だったわけじゃない。運も必要なことだからね。バイエルンがチャンピオンだ」と笑顔を見せた。
4連覇を成し遂げたバイエルンだが、2週間後には再び大一番が待っている。ボルシア・ドルトムントとのDFBポカール決勝だ。今季好調のライバルを下し、リーグとカップ戦の二冠でシーズンを終えられるか。
JAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!! DEUTSCHER MEISTER 2016!!!!! #MiaSanMeister #4everNumberOne pic.twitter.com/RTeLBb6KZF
— FC Bayern Munchen (@FCBayern) 2016年5月7日