平昌パラリンピックでメダル獲得を目指す…日本障害者スキー連盟が活動報告 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

平昌パラリンピックでメダル獲得を目指す…日本障害者スキー連盟が活動報告

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日本障害者スキー連盟が2015/16シーズンの活動報告(2016年5月10日)
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日本障害者スキー連盟は5月11日、東京都内で2015/16シーズンの競技活動報告を行った。

男子では森井大輝が国際パラリンピック委員会(IPC)が主催する世界最高峰のパラ・スキー競技大会であるIPCアルペンスキーワールドカップ(W杯) で総合優勝を成し遂げた。日本勢としては2シーズンぶり、鈴木猛史に続く2人目の快挙となる。また、大回転競技と回転競技でも種目別の総合優勝を達成した。

また、立位の三澤拓(ひらく)がIPCアルペンスキーW杯アスペン大会の回転競技で2位を獲得。8年ぶりの表彰台となった。女子では村岡桃佳が大回転競技で種目別総合優勝している。

森井は来シーズンに向けて、「用具の開発をしっかりして臨みたい。今シーズンも用具を改善したが、それによってタイムも上がった。フィジカルもそうだが、用具、技術を改善したい」とさらなる向上を目指す。

三澤は8年ぶりの表彰台について、「どうしてもチェアスキーの方が注目されるが、立位も絶対に負けない気持ちでこれからも頑張りたい」と意欲を見せた。

村岡は大学入学など競技外でも変化があった年だったが、「その中でも成績を残せたことは嬉しい。2018年平昌パラリンピックに向けて精進していきたい」と誓う。

日本障害者スキー連盟の猪谷千春会長は平昌パラリンピックについて「残された時間はあまりありません」と話すが、「今の好調なチームの体制を維持して、金メダルを始め多くのメダルを獲得して国民の皆さんの期待に応えたい」と日本代表チームの活躍に期待を寄せた。

活動報告には、森井、三澤、村岡のほか、アルペンスキー日本代表の狩野亮、鈴木猛史、夏目堅司、小池岳太、クロスカントリースキー日本代表の新田佳浩、阿部友里香が参加した。

《五味渕秀行》

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