南アフリカのチームらしいフィジカルを見せるストーマーズに対し、サンウルブズは組織的で規律正しい守備を見せる。前半は相手をノートライに抑え14-3で折り返した。
スーパーラグビー2勝目に期待がかかった後半。サンウルブズはリードを17-3まで広げるが、19分にストーマーズに反撃のトライを許す。さらに試合時間残り1分を切ってからストーマーズが猛攻を見せる。ボールをつなぎサンウルブズ陣内に深く攻め入ると、最後は途中出場のヴィンセント・コッホが残り3秒でインゴールに飛び込んだ。
目前で金星を逃したサンウルブズだが、ゲームキャプテンを務めた立川理道は試合後、「自分たちの力を100%発揮できれば、ストーマーズというスーパーラグビーでも上位のチーム相手にこういう試合ができる」と胸を張った。
優勝候補に大健闘を見せたサンウルブズ。ラグビーファンからは、「惜しい!次こそ2勝目を!」「勝てるゲームだったから悔しい!」「お疲れ様でした!みんな素敵でした」「もう少しだった。勝てると思った」「経験積むのが目的で結果はいいよと思ってたけど、リーグの中でめちゃくちゃ成長してるな」「山田選手のトライ取り消されたのが悔やまれる」など多くの反応が寄せられている。
この試合でトライを決めたサンウルブズの山田章仁が、今季8トライでリーグトップに立っている。