体操競技の採点支援技術を共同研究…日本体操協会、富士通、富士通研究所
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今回の合意により、審判の採点を支援する技術の研究や実証を行う。富士通と富士通研究所は、各種データの取得や要素技術の研究と実証を実施。日本体操協会は、データ取得の協力や採点ノウハウ、実証実験環境を提供する。
共同研究では、富士通研究所が開発した3Dレーザーセンサーと3Dデータ処理技術(骨格・技認識技術)を活用し、日本体操協会の競技データを取得するとともに、日本体操協会が持つ技の認識に関するノウハウを収集して融合する。
体操競技は公平で正確な採点を目指しているが、技術進歩が速く、目視では正確な判定や採点を行うことが困難な場合も出てきている。3Dレーザーセンサーによって人間の動きを立体的かつ高精度に捉え、取得した3Dデータから人間の骨格や実施された技を認識することで、競技の判定に必要な数値データを導き出し、審判の採点を支援する技術の実現を目指す。
同技術の実現により、採点時間も短縮でき、競技者や観戦者へのメリットも期待できる。また試合観戦やトレーニングに適用することで、体操など採点競技以外のスポーツでの活用も想定している。
スポーツ庁長官の鈴木大地氏は共同研究の合意を受け、「日本が有する技術力の導入により、選手の演技や審判の質を向上させ、東京2020大会に向けて体操の競技力向上や魅力向上につなげていただきたい。スポーツとICTの融合等、スポーツ界と企業の連携によるスポーツ産業の活性化にも期待している」とコメントしている。
《美坂柚木》
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