開幕から圧巻のピッチングを披露。勝ち星を積み重ね続けるセールは、この試合も七回までアストロズ打線に二塁さえ踏ませない。八回にソロ本塁打で1点を失ったが、それ以外はチャンすらしいチャンスすら作らせず107球で完投した。
先発投手の開幕9連勝は、2008年のブランドン・ウェブ(アリゾナ・ダイヤモンドバックス)以来。ホワイトソックスの投手では1919年に12連勝したエディ・シコット以来97年ぶり、ふたり目の快挙だ。
異次元の投球を見せ続けるセールにファンからは、「防御率1.58、9勝0敗。間違いなくサイ・ヤング賞だな」「私は彼が常に謙虚な人間だと知ってる。だけど言わせてくれ。君は現役最高の投手だ」といった賛辞のほか、同じシカゴを本拠地とするカブスのジェイク・アリエッタ投手と比較して、「セールはシカゴ、ひいてはMLB最高の投手だ。そしてシカゴ最高の球団はホワイトソックスだ」というコメントも寄せられている。
— #KZone For Sale (@whitesox) 2016年5月20日