初回から満塁のピンチを迎えたバンガーナーだが、アディソン・ラッセルを三振に仕留め無失点で切り抜ける。二回以降はカブス打線に二塁さえ踏ませなかった。
バッティングでは0-0で迎えた五回、四球で出塁した走者を一塁に置き、内角高めのボールをフルスイング。左翼手の頭上を越す先制の適時二塁打を放っている。このあともバンガーナーは好投を続け、自らのバットで奪った先制点が決勝の一打になった。
ジャイアンツ公式サイトは、『バンガーナー、カブス相手に最高のサポートを自ら提供』と題し、投打にわたる活躍を伝えた。このなかでカブスのジョー・マドン監督は、「両チームとも良い試合をした。投手に適時打を打たれたが、それはそれだ。腹を立てるようなことは何もない。面白い試合だった」とゲームを振り返っている。
この勝利にファンからは、「彼はレジェンドだ。今年はジャイアンツが優勝する年だね」「こういうのがあるから、ナショナル・リーグのDH制導入には反対なんだよ」「今年はバンガーナー、クエト、サマージャが好調。あとひとり安心して見てられる先発投手がいれば、ワールドシリーズも勝てる」「週末の試合を見たらポストシーズンが楽しみになったよ」などのコメントが寄せられる。
ナショナル・リーグ西地区はジャイアンツが2位のコロラド・ロッキーズに4ゲーム差をつけ、じりじりと引き離し始めた。4.5ゲーム差まで離れた前田健太のロサンゼルス・ドジャースは、ここから追い上げていけるか。
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