ジロ・デ・イタリア第16S、バルベルデ初優勝…クルイスウエイクが首位堅持
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ブエルタ・ア・エスパーニャ区間9勝、ツール・ド・フランス区間4勝のベテランがついにジロ・デ・イタリアも制した。
この日は1955年にスペインのベルナルド・ルイスが大会初優勝した日で、スペイン勢の優勝は106回目。36歳のバルベルデがステージ優勝したのは、昨年のパオロ・ティラロンゴの37歳に次ぐ年長記録。
首位のマリアローザを着るロットNLユンボのスティーブン・クルイスウエイク(オランダ)はバルベルデと同タイムの2位でゴール。ボーナスタイムの差により6秒挽回されたものの、これまでの貯金を利してマリアローザを守り抜いた。
優勝の最有力候補であるアスタナのビンチェンツォ・ニーバリ(イタリア)は1分47秒遅れの区間11位。総合成績では4分43秒遅れとなり、優勝争いから大きく後退した。
NIPPOビーニファンティーニのアシスト役として初参戦の山本元喜は17分57秒遅れの124位でゴール。総合成績は前日の161位から160位に。首位とのタイム差は3時間34分20秒。
《山口和幸》
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