MTBレース「クップ ドュ ジャポン」富士見パノラマ大会、DHは加藤将来が制す
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
●予選
レース当日は晴天とはいえ日差しがコースに差し込まず、路面は完全なドライ状態とは言えない。路面が濡れている地点もあり、ライダーたちはそれに苦しんだ。金曜日のタイムドセッションでトップタイムをたたき出した加藤。勢いはそのまま予選で1位を獲得し、2位以下に2秒近い差をつける速さを見せつけた。5月のCoupe du Japonびわこ高島大会で2位と好調の井岡佑介(ホットスピン ヌークプルーフ)も3位にくい込む好走を見せた。
●決勝
路面は完全に乾き切らない。ライダーたちはタイヤ選択に困るが、加藤の速さは変わらない。コース終盤、ロックセクションがライダーを苦しめる中で段違いの速さを見せ、2位の九島勇気(玄武/MONDRAKER)に2秒183差で優勝。タイムドセッション、予選、決勝、すべてトップタイムの完全優勝だ。3位は井本はじめ(SRAM/Santacruz)となり、井岡は4位で表彰台には届かなかった。
●加藤将来のコメント
「タイムドセッションからすべてトップタイムを刻んで、その勢いのまま決勝でも優勝できて嬉しい。ミスしてバイクもガタガタしたが、あきらめずもがいて漕ぎ続けたところが勝因だと思う。金曜の早朝まで雨が降って路面が濡れていて、決勝の土曜もコースに日差しが届かない。フロントタイヤに(マキシスの)ミニオンDHR2、リアにハイローラー2を履いていたが、グリップするように前後ともミニオンDHR2に変え、決勝に望んだのも結果につながったのかもしれない」
女子エリートは末政実緒(SRAM/LITEC/PRIVATE PA)が優勝し、「今年からコメンサルにバイクを変えて慣れなかったこともあったが、富士見では楽しんで走ることができた。明日(29日)はクロスカントリー(XCO)もあるのでダブルで勝ちたい」とコメント。言葉通り、翌日のクロスカントリーでも優勝している。
《上水流晋》
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