クップ ドュ ジャポン富士見パノラマ大会…男子は中原、女子は末政が優勝
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●「クップ ドュ ジャポン」富士見パノラマ大会、DHは加藤将来が制す
前日とは打って変わって29日は晴天。コースも乾き、絶好のコンディションとなった。5月はクップ ドュ ジャポンびわこ高島大会、同やわたはま国際大会、アジア選手権など毎週のようにレースが開催され、転戦する選手は疲労が残るか否かで大きく明暗が分かれた。
7月に同じ富士見パノラマスキー場で開催される全日本選手権の前哨戦とも言えるこのレース。スタートからトップ争いは白熱する。ブリヂストンアンカーの沢田時と平野星矢がいい位置につけるも、ゲレンデの急勾配の坂区間に入るとふたりのペースが一段と落ちる。3カ所ある坂区間だが、毎週末の疲労が残っているのかペースが落ちる一方。そこに鋭く中原が迫り、華麗に抜き去った。2位以下に20秒のリードで1周目を終える。
中原はその後も勢いを落とさない。ライバルが坂でペースを落とすのに対し、中原は伸びて軽やかに上っていく。チームメートと恩田祐一も徐々にペースをあげて2位につける。沢田、平野、門田基志(ジャイアント)、小野寺健(ミヤタ・メリダ)はペースが上がらず中原と離れるばかりだ。富士見の坂はライダーたちを想像以上に苦しめ、それをものともしなかった中原が勝利を手に入れた。BHは中原、恩田のワンツーフィニッシュで最高の成績を収めることができた。3位には平野が入った。
●中原義貴のコメント
「実は最初のロックセクションで転倒して、番手を5番か6番まで落とした。坂のダッシュ練習を普段からしていて、自信がありプッシュした。ゲレンデの坂に来たとたん周りが遅くなりトップに出ることができた。5月は毎週のようにレースがあり、休養をとることを考えつつ、富士見のコースをイメージしてイメージした通りに走ることができた。もうこれ以上苦しい物がないという練習をしてきたので、今回勝つことができた」
女子エリートは、前日ダウンヒルを制しているナショナルジャージの末政実緒(SRAM/LITEC/PRIVATE PA)が圧倒の勝利。
「ダウンヒルの疲労も残ってるが、序盤からハイペースで飛ばしていくのが自分のスタイルなので、今回もハイペースを維持できてよかった。5月はレースが多くて富士見で最後だと思って走った。来週から休みます(笑)」
《上水流晋》
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