フランスは後半12分、ディミトリ・パイェのアシストを受けたオリビエ・ジル―が先制ゴール。開幕戦勝利に近づいたが同20分、ボグダン・スタンクに同点ゴールを許し振り出しに戻された。
そのまま時間が過ぎ引き分けで終了かと思われた同44分、エリア外からパイェの放ったミドルシュートがネットを揺らした。直後に交代でピッチを去ったパイェは、大変な重圧のなかで決めたゴールに感極まり涙を見せた。
豪快な決勝ゴールを決めたパイェにサッカーファンからは、「ペイェがやってくれた!鳥肌もののゴールだった」「ペイェのミドルはフリーキックだったとしても難しいよ」「パイェの左脚ミドルがきれいすぎる」「パイェのゴラッソでフランス勝利。ジルーも好調を維持してるみたいだし良いところまでいきそうだね」「逆足であのアシストとゴール。EURO終了後にビッグクラブからオファーが来たりするんだろうか」など、際立った活躍を褒め称える声が多い。
苦戦を強いられたフランス代表のディディエ・デシャン監督は試合後、「開幕戦は決勝戦に似たところがある。我々は最初の25分間少し臆病だった」と慎重すぎた立ち上がりを振り返っている。
A sensational Payet strike secures France all three points. #EURO2016 #FRAROU pic.twitter.com/x9KmhD7MYI
— UEFA EURO 2016 (@UEFAEURO) 2016年6月10日