岩隈は7-0とリードしてもらった四回、無死一塁からデビッド・オルティーズに2ラン本塁打を打たれ失点してしまう。七回にも無死二、三塁から2本の犠飛で2点を失った岩隈。それでも粘り強く投げ味方の作ったリードを守り切った。
試合後の岩隈は敵地フェンウェイ・パークでの試合に関して、「正直なところ、ここで投げるのは非常にタフ。敵地でやってる感覚が強い。空気感が違うし、ファンもそれに乗ってくる。だけど今日はチームが早く得点してくれた」と話している。
岩隈の勝利にファンからは、「今シーズン失点は多いけど援護に恵まれてる」「点は取られてるが7イニング投げたし、今のところローテーションも守っている」「今季は被本塁打が増えてるのが気になる」「チーム打率.290のレッドソックスに敵地でこれなら十分」などの声が寄せられる。
エースのフェリックス・ヘルナンデスがDL(故障者リスト)入り、ウェイド・マイリーもDLに入り、先発ローテーションの駒が足りないマリナーズ。スコット・サーバイス監督は、岩隈の粘り強い勝利に「明日はスポットスターターで新人が投げるから、この勝利は落ち着けるために必要だった」とコメントしている。
Guti's fast start leads #Mariners to series-opening win in Boston. RECAP: https://t.co/J5g5J6RV5d #GoMariners pic.twitter.com/kRyJALilF4
— #VoteMariners (@Mariners) 2016年6月18日