コロンビアはハメス・ロドリゲスを中心に前半からチャンスを作り、ペルー陣内に攻め入った。前半22分にはハメスがミドルシュートを狙ったが、惜しくもポストを直撃してゴールならず。その後は両チーム攻め手を欠き膠着状態が続いた。
後半に入ってもスコアが動かない試合は終了間際のアディショナルタイム、ペルーが右CKから最大のチャンスを得る。クリスティアン・ラモスがエリア内で競り勝ちヘディング。シュートは枠をとらえていたが、コロンビアのGKダビド・オスピナが素晴らしい反応で防いだ。
0-0のまま突入したPK戦でもオスピナが再びチームを救う。ペルーの3人目、ミゲル・アンヘル・トラウコが狙ったのはゴール真ん中、対してオスピナは左に飛ぶ。しかし、オスピナは右足を伸ばして執念のセーブ。これには見守っていたペルー選手も呆然。
ペルーは4人目のクリスティアン・クエバもクロスバーの上に外し、4人全員成功のコロンビア準決勝に勝ち進んだ。