怪盗ナゲッツ、神宮球場で始球式

日本マクドナルドは、「怪盗ナゲッツ」キャンペーンの一環として、2016年6月18日（土）開催の「東京ヤクルトスワローズ VS 埼玉西武ライオンズ」戦で始球式を行った。

同社は、「チキンマックナゲット」のソースに期間限定で「クリーミーチーズソース」と「フルーツカレーソース」を追加し、4つのソース・ラインアップで販売している。「怪盗ナゲッツ」キャンペーンは、この期間限定ソースの登場にあわせて展開。キャンペーンでは、無類のチキンマックナゲット好きで、2つの期間限定ソースがおいしすぎるという噂を聞きつけた正体不明のソースハンター「怪盗ナゲッツ」が全国各地に現れる。

どこかで見たような黄色いタキシードに、これまたどこかで聞いたことのある「ナゲッツ」というフレーズの「怪盗ナゲッツ」は、6月11日（土）に渋谷のマクドナルド3店に出現。16日（木）には鳥取県知事を訪問し、鳥取県を「チキンナゲット県」へ改名してほしいと直談判した。そして、18日（土）には、明治神宮野球場「東京ヤクルトスワローズ VS 埼玉西武ライオンズ」戦のマウンドに現れた。

「怪盗ナゲッツ」は、1塁側から登場。マウンドに上がると、お決まりの「ナゲッツ！」ポーズに加え、土俵入りした力士のポーズを披露した。その後、さらに笑いをとろうとするかと思いきや、ホーム側とバックネット側に向かって一礼すると、バッターボックスのドナルド・マクドナルドとの対決へ。

怪盗ナゲッツが振りかぶって投げると、ボールはキャッチャー前でワンバウンドし、ドナルド・マクドナルドは空振り。観客は、声を上げて拍手を送った。しかし、プロ野球投手になりたかったらしい怪盗ナゲッツは自分の投球を気にして、バックネットと正面のビジョンを見つめる姿を見せた。

3回表には、怪盗ナゲッツがチアリーリーダーと一緒にスワローズの応援ソング「We Are The Swallows」にあわせてダンスパフォーマンスを披露。5回裏にも一塁側観戦ブリッジに登場し、観客に向けて「ナゲッツ！」連発。さらに7日裏には、グラウンド上で東京音頭をチアリーダーとともに披露した。チアリーディングの動きを無視した独自の怪盗ナゲッツ音頭をを踊ってみせた怪盗ナゲッツは、クルッと側転も。観客は、怪盗ナゲッツが側転を披露するたびに盛り上がった。

初めて始球式を経験した怪盗ナゲッツ。始球式後の囲み取材では、怪盗であることを忘れていると思われるほど興奮した様子で、「小中学校と野球をやってたんで緊張しました」と語った。怪盗ナゲッツとともに取材に応じたつば九郎が、スケッチブックに始球式の点数として「72」と書くと、怪盗ナゲッツは「これ、ナゲッツ（7＝ナ、ゲッ、2＝ツ）でしょ」と一言。

記者から「怪盗ナゲッツは、ダンディ坂野さんに似ていると言われますが？」と聞かれると、「ダンディとはよく似ていると言われますけど、ぜんぜん違います」と否定した。すると、つば九郎が怪盗ナゲッツの仮面マスクを奪う動きを見せ、紐が緩んだマスクがポロッと外れてしまうというハプニングも。それでも怪盗ナゲッツは、すぐにカメラの前で「ナゲッツ」とポーズを決めていた。

同社では、マクドナルド公式Twitterアカウント「@McDonaldsJapan 」をフォローし、怪盗ナゲッツの正体や痕跡などをTwitterに「#怪盗ナゲッツ」を付けて投稿すると、抽選で「金のナゲット」や「ナゲット39日分」をプレゼントするキャンペーンを実施している。