ルカ・モドリッチとマリオ・マンジュキッチを負傷で欠いたクロアチア。チェコ戦から先発メンバーを5人入れ替え、大会2連覇中のスペインに挑んだ。試合は前半7分、セスク・ファブレガスのパスからモラタがゴールを決め、スペインが先制した。このゴールでモラタはウェールズのガレス・ベイルと並び、3得点で得点ランキング首位に立った。
だが試合は徐々にクロアチアのペースになる。惜しいシーンが続いた前半終了間際、ニコラ・カリニッチのゴールで同点に追いつき、1-1で前半を終了する。
スペインは後半にPKを獲得するが、クロアチアのGKダニエル・スバシッチがセーブ。逆に後半42分、カウンターからイヴァン・ペリシッチが決勝ゴールを決め、クロアチアがグループDを首位通過した。
この結果にサッカーファンからは、「今回のクロアチアは歴代最強かもしれない」「クロアチアは確かに強いが、スペインがこの数年で弱体化したような」「今日の守備だとスペインはイタリアのカウンターでやられそう」「クロアチアって地味にめちゃくちゃタレント揃いだから好き」「クロアチアは優勝ワンチャンあるけど、自国のフーリガンが最大の敵」などの声が寄せられている。
首位通過は決勝トーナメント1回戦で成績上位の3位チームと、2位通過のスペインは2012年の決勝でも顔を合わせたイタリアと対戦する。