欧州の古豪ハンガリー、EURO11大会ぶり出場でグループ首位通過なるか
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
■ハンガリーサッカー界の歴史
1950年代初頭にFIFAワールドカップ(W杯)準優勝など、輝かしい成功を収めたハンガリー。だが近年は低迷が続き、90年代以降はW杯でもEUROでも予選を突破できない時期が続いた。
1972年大会以来、久しぶりに本大会出場を果たしたEUROでハンガリーはオーストリアに勝利、アイスランドとは引き分け勝ち点4でグループF首位に立つ。
欧州の舞台で久しぶりに躍進が期待されるハンガリーには、過去に大きな成功を収めたチームの存在を重荷に感じないかとの質問も寄せられた。クリスティアーンは、「先人のことを誇りに思うが意味のない比較だ」と答えている。
「我々は現在に生きている。今対処すべきことを全員で一緒に考えている。確かに過去のチームは強豪だった。先人たちのことを誇りに思う。だが我々と比較しても意味はない。我々は現在に目を向けて正しい道を進んでいる。まだ目標には到達していないが、正しい方向へ向かおうとしてい」
■「自分たちのスタイルを貫きたい」
ハンガリーを率いるベルント・シュトルク監督は、「大会前に我々が勝ち点4でグループ首位に立ち、ポルトガルがグループ突破のために勝利が必要な状況になると、誰が思っただろう。チームをどれだけ褒めても褒めたりないくらいだ」と選手たちを称えた。
「勇気を持ち、恐れることなく自分たちのスタイルを貫きたい」と話すシュトルク監督。ポルトガルにも自分たちの全力をぶつける。
《岩藤健》
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