Apple元従業員らが開発!スマホと連携できる自動車用バックモニター「RearVision」
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■「Pearl」という注目すべき企業
Pearlは、Apple出身のエンジニア3人が共同設立した米スタートアップ。従業員には他にも、iPodやiPhoneなどを数世代にわたって設計、開発してきた優秀なApple出身者が総勢50名も働いている。
彼らは、自動車業界が技術革新から取り残されていくことを問題視し、未来を再考するために起業。業界では、新車に対して新しい技術を搭載することに焦点が当てられているが、Pearlは既存の車に、より安全な最新の技術、そして運転体験をもたらすために、「RearVision」を開発したと明かしている。
■取り付け簡単、「RearVision」はバックモニター界に革新をもたらすか
「RearVision」は、自動車のナンバープレートのフレームを型に製造されていて、取り付けは、一度ナンバープレートを外し、「RearVision」を装着してから取り付けるのみ。(データの)受け手側となる運転席での作業内容も、1996年以降発売の自動車に採用されている自己診断機能用のコネクタやエアコンの送風口に専用キットを取り付けるのみなので難しくはない。
自動車後部に取り付けたフレームには、180度ビューを実現しているため、2つのカメラが搭載されており、バックの際に人や物などへの衝突の可能性がある場合は、運転席側に設置されたiPhoneなどのスマートフォンにアラーム通知がいくよう、設計されている(※専用アプリ「Pearl App」のインストールが必要)。電源については、太陽光発電システムが搭載されており、1日の充電で、約1週間利用することが可能だ。
また、「RearVision」は取り付けられた自動車が時速10マイル(約16キロ)を超えると、「Googleマップ」や定額制音楽配信サービス「Spotify」が起動するようにプログラムされているので、iPhoneなどをカーナビや車内のエンターテインメントとして利用していたユーザーは今まで通り、そうした機能を引き続き利用できる。
気になる「RearVision」の価格は499.99ドル(約52,000円)。現在は予約受付がスタートしており、商品の発送は今年9月が案内されている。対応機種はiOS 9以降の基本ソフトを搭載しているiPhone 5以降の機種と、Bluetooth 4.0/Lollipop 5.0以降を搭載したAndroidスマートフォン。残念ながら、現時点において注文可能エリアは米国内に限られているが、今後の対応に期待したい。
Appleの元従業員らが開発!スマホと連携できる自動車用バックモニター「RearVision」
《Tsujimura@RBBTODAY》
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