試合は四回にカブスの先頭打者ジェイソン・ヘイワードが中安打を放つと、マーリンズのマーセル・オズーナが何でもない当たりを後逸。ボールが外野を転々とする間にヘイワードは三塁まで到達し、チェンは続くクリス・ブライアントの犠飛で1点を失った。
先制を許したマーリンズは直後の四回裏、スタントンが同点のソロ本塁打を放ち追いつく。さらにオズーナも六回に名誉挽回の16号ソロを打ちマーリンズが逆転した。
同点に追いつかれた八回にはスタントンが2死二塁から勝ち越しの適時打。J.T.リアルミュートの適時二塁打で点差を2点に広げたマーリンズが、九回に迎えた満塁のピンチもしのぎきって勝利した。
試合前の時点でキャリア通算498打点だったスタントン。この試合で2打点を加えて500打点としたことにファンは、「今夜はすべてのアンチを黙らせる活躍だった」「ようやく調子が上がってきてくれたか」「やっとスランプを脱出してくれたようだ」「もっとホームランたくさん打ってください!」などのコメントを寄せている。
今季は開幕から不調が続き打率も2割台前半に低迷。特に変化球にタイミングが合っておらず、この試合も2安打したのは直球。それでもファンはこの活躍が復調のきっかけになってくれることを期待する。