22日のシカゴ・ホワイトソックス戦では2本の本塁打を浴び3失点。大乱調だった上原だが、この日は打って変わって快投を見せた。チームは九回表に一挙4点を取り3点差を逆転、1点リードで裏のマウンドを上原に託す。
上原は先頭のプリンス・フィルダーを外角高めの直球で空振り三振、続くエルビス・アンドラスにはスプリットを低目に落として空振りさせた。最後のルーグネッド・オドーアも外角低めのスプリットを振らせ、名誉挽回の3者連続三振で最少リードを守り抜いた。
上原の好投にファンからは、「イチローもすごいけど、上原もすごい!」「キンブレルが投げられない日でも、九回を任せられる投手がいるのは監督も心強い」「前の日にキンブレルが2イニング投げて登板不可能。そこで回ってきた代役で結果を残せるのは持ってる」「メジャーのバッターから高めストレートで空振り三振を取れるのはすごい」などの声が寄せられている。
フィルダーを空振りさせた直球は86マイル(約138キロ)。球速だけでは説明できない上原の直球の打ちにくさが見られた。
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