この日はカージナルスが5点リードして最終回を迎えたため、セーブのつかない場面で呉昇桓の登板はないと思われた。ところが、最終回を任されたサム・トゥイバイララが大乱調、連打に死球で無死満塁。この場面で呉昇桓が慌ただしくマウンドへ向かった。
呉昇桓は押し出しの四球や適時打を浴びるが、最後は三振に切って取り1点差を守り抜いた。
昨季まで日本の阪神タイガースで2年間クローザーを勤め、NPB通算80セーブをマークした呉昇桓。今季からカージナルスで与えられた役割は中継ぎだったが、安定した投球が認められ不振のトレバー・ローゼンタールに代わり2日の試合から抑えに昇格していた。
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アメリカで活躍を続ける呉昇桓に日本の野球ファンからは、「呉昇桓成績よすぎやろ」「あの程度の真っ直ぐじゃ通用しないかなと思っていたけど…わからんもんだなあ…」「メジャー球が合うのかスライダーの曲がり方がすごい」「呉昇桓クラスの助っ人外国人など、そうはいないと実感させられる」「呉昇桓がメジャーでクローザーに抜擢されたのが素直に嬉しい」などの声が寄せられている。
RECAP: Piscotty and Diaz power the #STLCards to a sweep of the Brewers. https://t.co/DfuBaVDOFm pic.twitter.com/ZZoWe0OpNt
— St. Louis Cardinals (@Cardinals) 2016年7月4日