クルマにテントを載せる?“車上泊”という発想
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
車中泊ならぬ、“車上泊”という発想の、このコロンブスシリーズは、ルーフにキャリアを介して積載するテントのひとつで、1958年、イタリアのZIFER社が開発したルーフテントがルーツ。同社ブースにはダイハツ『キャスト アクティバ』に載ったコロンブスが展示されていた。
「ハシゴが要るかもしれないけど、開けるときは片手でぽんとかんたん。ガスダンパーが2本入っている」という。来場者たちは、実際にこのコロンブス内に入ってみて、「うわっ意外と広い。大人ふたりが寝れる」と笑った。最も小さい、コロンブスヴァリアントモデル「カップル」は、横130cm・縦210cm、重量52kgで、38万3400円。
また、こうした車上泊テントとは対照的に、8ナンバー“フル装備版”軽キャンも人気。300万円を切るモデルでは、約280万円の「エブリーMOC II タイプS POP UP」(福岡県柳川市、カーショップスリーセブン)や、約290万円の「ルネッタ」(埼玉県所沢市、バンテックセールス)にも注目が集まっていた。
どちらもスズキ「エブリイワゴン」がベースで、就寝定員が4人。ルーフテントの2人版と比べてベッドスペースは広く、電子レンジやシンクといった“暮らせる道具”が充実している。スタッフは、「5ナンバーで普段使いを重視するか、8ナンバーの“ザ・キャンピングカー”を選ぶか、大事にしたいシーンで別れるところ」ともいう。
【東京キャンピングカーショー16】テントを載せる…車上泊という発想、30万円台から
《大野雅人@レスポンス》
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