錦織圭が途中棄権、左わき腹痛悪化でサーブが打てず | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

錦織圭が途中棄権、左わき腹痛悪化でサーブが打てず

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錦織圭 参考画像(2016年7月4日)
錦織圭 参考画像(2016年7月4日) 全 2 枚 拡大写真
テニスのウィンブルドン選手権で7月4日、男子シングルス4回戦が行われた。世界ランク6位の錦織圭は13位のマリン・チリッチと対戦し1-6、1-5で途中棄権した。

前哨戦のゲリー・ウェバー・オープンを左わき腹痛により途中棄権した錦織。ウィンブルドンでも全力でサーブが打てないなか、苦労しながら4回戦まで勝ち上がってきた。

初のベスト8進出をかけて戦うのは、2014年の全米オープン決勝で敗れたチリッチ。錦織は第1ゲーム第1セット、チリッチの強烈なサーブに触ることができず簡単にキープを許す。さらに自分のサービスゲームでもファーストサーブのスピードが100マイル(約160キロ)に届かない。あっさりブレークを許すと、その後も試合はチリッチのペースで進んだ。

コーチ陣は身振りで試合をやめるよう訴えたが、錦織は痛み止めをもらって続けた。しかし事態は好転しなかった。第2セットの途中で再びマイケル・チャン・コーチ、ダンテ・ボッティーニ・コーチから試合を辞めるよう強く勧められ棄権を受け入れた。

《岩藤健》

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