山本昌「引退試合のマツダスタジアム、カープもドラゴンズも声援はフェアだった」
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発表会では、有森裕子さん、大山加奈さん、山本昌さんによるフェアプレイに関するトークショーが行われた。
◆競技ごとのフェアプレイ
大山さん
「バレーボールはネットがあるのでフェアプレイの多い競技ですが、例えばワンタッチに関して、触りました、といえるチームや選手は会場も応援したくなるし、結果勝つということもよく見てきました。」
山本さん
「フェアプレイは見てて気持ちがいいですよね。たとえば盗塁のタッチプレイのさい、気持ちいい盗塁、セーフかアウトか、かぶさったりわざと妨げるプレイは減ってきましたよね。気持ちいいプレイをしていれば、不利な判定はないよ、と思っています。」
有森さん
「マラソンでいうと給水ポイントが5キロごとにありますが、相手の前を横切るんだけど給水を取る、という相手の邪魔をすることもないのですが、給水の動きというのは、作戦のなかで早め早めの対応を心がけていくことはありますね」
◆最近のフェアプレイエピソード
山本さん
「最後の試合、マツダスタジアムで、引退登板を許可していただきまして、まだカープはリーグの競争の最中にあったのですが、ドラゴンズ、カープファンの方の応援を受けて、フェアだなと非常に感じました。最近のプロ野球ファンは秩序があって、礼儀正しく応援していただけます。最近サッカーのサポーターの皆さんが会場を掃除して帰っていくということも聞きました。ファンの方もフェアにやることで、スポーツの質が上がるのではないかと思います」
大山さん
「私は選手時代に顔面にスパイクが当たって鼻血が出て下がったことがありました。スパイクを打った選手がその後謝りに来てくれたという思いやりはとても嬉しかったですね」
有森さん
「私はこの審査員になってから、スポーツの情報を気にしてみるようにしているのですが、最近錦織くんの頑張りなどもありテニスの報道を見ます。そんなテニスの試合で、相手がサーブを打って判定はアウトだった。しかし、打ちこまれた相手が、チャレンジしたら、と言ったんです。結果インだった。一気に会場を笑顔にした試合でした。その時に、テニスもプロなんだから勝利をギリギリで目指している。そうしたなかでも場面場面の行動、言動をもっとみてみたいな、と気持ちになりました」
《編集部》
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