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有村架純らアンバサダー就任の月面探査プロジェクト…HAKUTOがauに求めること

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有村架純らアンバサダー就任の月面探査プロジェクト…HAKUTOがauに求めること
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「au×HAKUTO MOON CHALLENGE」アンバサダー就任式が7月7日、都内で開催された。アンバサダーには有村架純さん、篠原ともえさんらが就任した。

月面探査プロジェクト「Google Lunar XPEIZE」は、世界初の民間による月刊探査レース。このレースに、日本からはHAKUTOがauの力を借り、「au×HAKUTO MOON CHALLENGE」としてチャレンジするという背景だ。

レースでは民間開発の無人探査機を月面に着陸させ、月面探査ロボット(ローバー)を500m走行し、搭載されたカメラで撮影した月面の動画や静止画を地球に送信することがミッションとして課される。10カ国以上、16民間組織が挑戦。賞金総額は3000万ドルに及ぶ。

HAKUTOは月面における通信に、地上のモバイルデータ通信に使われている周波数帯を採用することを検討している。世界初の試みであり、地上で培われてきた民生技術を宇宙探査へと展開する一歩となる。この試みをauが無線技術などでサポートしている。

HAKUTO代表の袴田武史氏は、「月の環境は過酷です。極端に乾燥している土壌、1mm以下のパウダー状の砂。砂だけでなく隕石やクレーターなどの障害物もあります。それと極端な温度差。昼は100度以上、夜はマイナス150度以下にまでなります」と月の状態の過酷さを述べ、距離的な問題も相まって大量データの高速通信には不向きな環境であることを説明した。

袴田氏がauに期待していることは、「絶対に通信を途切れさせないこと」と「高精細なまま地球にデータを送り続けること」の2つだ。通信が途切れてしまうとローバーが動けなくなってしまう。

「いまだかつてないスケールの挑戦なので、auさんのサポートは非常に重要です」と袴田氏。

現在は主に3つの実験を軸に準備しているという。宇宙の環境に耐えるための要素として、一つ目は「振動実験」。ロケットで打ち上げるため、この振動に耐えなくてはならない。

二つ目は「放射性実験」。宇宙では強い放射線が飛び交っており、電子機器を壊すおそれがあるのだ。

三つ目は「熱真空試験」。宇宙には空気がないので真空になっており、熱の移動の仕方が変化する。昼は100度以上、夜はマイナス150度以下にまでなる月で、どのように電子機器が動くかチェックする必要があるということだ。

《大日方航》

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