26歳ボートレーサーの今…富樫麗加は体幹強化、今泉友吾は最低体重 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

26歳ボートレーサーの今…富樫麗加は体幹強化、今泉友吾は最低体重

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照れながら“モンキーターン”を見せてくれた富樫麗加選手
照れながら“モンキーターン”を見せてくれた富樫麗加選手 全 24 枚 拡大写真
ボートレース平和島でメディア向けペアボート試乗会が行われ、ふたりの20代ボートレーサーの華麗な操縦を体験した。ともに東京都出身、B型、1989年生まれの26歳という今泉友吾(ゆうご)選手と富樫麗加選手は、アグレッシブな走りからは想像しがたい優しい笑顔を見せた。

今泉選手は昨年11月から今年の4月末時点で、出走回数92回、勝率5.5、3連対率(3着以内入着確率)55.43%という精鋭。7月は大村(長崎)、8月は桐生(群馬)、平和島(東京)と転戦し、「試合前に体重を(男子レーサー最低体重の)51kgになるよう調整する」という。メディア関係者には、直線時からのターン時の姿勢「モンキーターン」などを見せてくれた。


記者陣にモンキーターンを見せる今泉選手

また、富樫選手は白百合女子大学に通っていたころ、聞こえてきたエンジン音に惹かれ、レースを間近で見たとき「これだ!」とボートレーサー養成学校への入学を決意。大手企業の内定を蹴って、ボートレースの世界へ飛び込んだ。出走回数80回、勝率4.2、3連対率35%だが、負けず嫌いの性格でさらに勝ちにこだわっていく。

「大学1年生のとき、ボートレース多摩川でレースを見てひと目ぼれしちゃって、そこからボートレーサーを目指しはじめました。両親との約束で大手企業の就職内定ももらったけれど、それを蹴ってボートレーサーになりました。普通の会社に就職した人たちと比べて、ボートレースは自分が頑張ったぶん(賞金など)返ってくるところがいいですね。今はレースで6艇いっしょに走っているときがいちばん気持ちいい」

お嬢様系女子大から、水上の格闘技界へ。162cm・54kgの美人ボートレーサーは、「体重1~2kgの変化で走りはぜんぜん違ってきます。筋肉をつくって体重を増やすより、ヨガなどで体幹を鍛えるようにしています」と笑顔で伝えていた。


ボートレース平和島のペアボート試乗会

7月1日からは、モデルで女優のすみれや、お笑いコンビ・トレンディエンジェル(たかし・斎藤司)が出演する新CMも始まったボートレース。全国のボートレース場で開催される「ペアボート試乗会」では、スリリングで迫力ある滑走を体験できるほか、こうした選手たちとのふれあいや、リアルの声を聞くこともできる。

ボートレース平和島を主催・施工する府中市は、「こうした体験会を通して、ボートレースのファンを増やしたい。まず興味を持ってもらうことから」と話していた。

《大野雅人》

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