リオオリンピック辞退が続く男子ゴルフ、選手から「ゴルフの居場所があるのか」の声 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

リオオリンピック辞退が続く男子ゴルフ、選手から「ゴルフの居場所があるのか」の声

スポーツ 短信
ジョーダン・スピース 参考画像(2016年7月12日)
ジョーダン・スピース 参考画像(2016年7月12日) 全 4 枚 拡大写真
男子ゴルフ世界ランク3位のジョーダン・スピースが7月11日、リオデジャネイロ五輪の出場を辞退すると発表した。これにより男子ゴルフは世界ランク上位4人がそろって欠場する。

すでに男子ゴルフではランク1位のジェイソン・デイ、2位のダスティン・ジョンソン、4位のロリー・マキロイが出場辞退を表明していた。さらに今季のマスターズ覇者ダニー・ウイレットなど、多くのトップ選手が辞退、あるいは出場に難色を示している。日本でも松山英樹、谷原秀人が辞退を表明した。

出場辞退が相次ぐ男子ゴルフに対し、女子ゴルフは多くのトップ選手が出場に前向き、激しい代表争いを繰り広げてきた。タイトな日程のなかに組み込まれた無賞金の大会と考える男子、メジャーに並ぶ新たな栄誉ととらえる女子。同じ競技でも男女間に激しい温度差がある。

男子18位のザック・ジョンソンからは、「オリンピックにゴルフの居場所があるのか僕には分からない。オリンピックでゴルフをやる必要があるのか分からないんだ」という言葉まで出た。

続けてジョンソンは、サッカーやバスケットボールにも、果たしてオリンピックが必要か分からないと話す。サッカーならワールドカップ、バスケットボールならNBA制覇のほうを選手は望んでいるのではないかと言う。

「これがオリンピックを貶めることにならないことを願うよ」

《岩藤健》

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