一本足打法といえば、王貞治氏。振り子打法といえばオリックス時代のイチロー選手。
個性的な打法は数あれど、通常右足を上げる左打者が、右足を上げて打つなんて…一体どうやって打つんだ!?と思ってしまいます。
“逆一本足打法”を披露したのは、第98回全国高校野球選手権・西東京大会の1回戦に登場した和光の2番打者・室橋達人捕手(2年)です。あまりにも衝撃的な打法に対して、球場からはどよめきが起きたといいます。スイッチヒッターだという室橋くん。スイッチヒッターの場合、左投手であれば右打席へ。右投手であれば左打席へ入りますが、室橋くんはこの日、マウンドにいたのが左投手ながら左打席へ入ったといいます。室橋くんは、軸足となる左足を高く1~2度上げてタイミングをとり、スイングしていたそうです。
センターへ三塁打を放った
室橋くんは第1打席は内野ゴロに終わったものの、第2打席で快音を響かせ、中堅手の頭を越える三塁打を放ったそうです。それでも試合の方は惜しくも和光3-10狛江の大差で敗れ、初戦敗退となってしまったそうです。ただ、残したインパクトは大きなものがありました。
この独特の打法にはさまざまな声が寄せられていました。
ロッテや中日で活躍された好打者・元プロ野球選手の愛甲猛さんも、この打法に注目。
オモロいなぁ~www
— 愛甲 猛「野良犬」 (@norainu_0815) 2016年7月11日
自分で見付けたタイミングの
取り方なんだろうね(^◇^)
まぁ野球にBetterはあっても
Bestは無いからね
これからも色々ユニークな
選手が出て来たら
楽しいね(^ー^)https://t.co/fWKl9rIBXe
体重の突っ込みを抑えるアイデア。踏み込み足に体重を乗せていればスイングするために引き戻さざるを得ない 開きを抑えるために最初から開いて構えるのと考え方は同じ / “【西東京】“逆一本足打法”和光・室橋…球場はどよめき! : スポ…” https://t.co/1HoYiZKjj9
— sk1 (@sk1_eep) 2016年7月12日
逆一本足打法とかいいな
— 木崎湖の主 (@matagusidou) 2016年7月11日
メジャーじゃピッチャーに背中向けて打つ選手とかもいるし変則打法はもっと増えもいい
逆一本足打法…打った後のバランスどうしてるんだ(゜ー゜*?)
— みさみさ(*´ω`*) (@Fs_misa_ai) 2016年7月11日
昨年、話題となったヌンチャク打法の球児と比較するツイートも。FunDoでもヌンチャク打法の球児について【衝撃的】高校球児のとんでもないパフォーマンスが話題に!という記事を書いています。
2015年:ヌンチャク打法(滑川総合:馬場)
— きみすたすとりーと@シャロ生誕祭 (@sazankuwata) 2016年7月11日
2016年:逆一本足打法(和光:室橋)#kokoyakyu #高校野球 pic.twitter.com/zJ4nuPPWGh
残念ながら、わずか1試合で室橋くんの夏の挑戦は終わってしまいましたが、室橋くんは2年生。来年、最後の夏にリベンジしてもらいたいと思います!
(原題:なんと上げているのは左足! “逆一本足打法”の高校球児が話題に! 西東京大会)