ヤンキースがチャップマンを放出、カブスと1対4のトレード | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

ヤンキースがチャップマンを放出、カブスと1対4のトレード

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アロルディス・チャップマン 参考画像(2016年7月23日)
アロルディス・チャップマン 参考画像(2016年7月23日) 全 2 枚 拡大写真
シカゴ・カブスは7月25日、ニューヨーク・ヤンキースのアロルディス・チャップマン投手をトレードで獲得したと発表した。カブス側からは若手有望株のグレイバー・トーレスを含む4選手が交換に出される。

チャップマンは今季、シンシナティ・レッズからヤンキースに加入。ドメスティック・バイオレンス疑惑により開幕直後は欠場したが、出場停止処分の明けた5月以降は31試合に登板して防御率2.01、3勝0敗、20セーブの成績だった。

なぜカブスは超有望株を含む4選手を放出してまでチャップマンを取りたがったのか。言うまでもなくポストシーズンを見据えての補強だ。カブスは昨季、リーグチャンピオンシップまで勝ち進みながら、ニューヨーク・メッツに0勝4敗で破れワールドシリーズ進出を逃した。その際にカブス打線はメッツのクローザー、ジェウリス・ファミリアにねじ伏せられた。

今季もすでに35セーブを挙げているファミリアに対し、カブスは自軍のクローザーを務めるヘクター・ロンドンに頼りなさを感じているのだろう。

この大型トレードにファンからは、「逆ならともかく、ヤンキースがこんなトレードを受けるようになったか」「ベタンセス、ミラーがいるからまだ安心だけど、優勝はあきらめモードだね」「逆にヤンキースがボロ儲けだろ」「ベタンセスとミラーいるから絶対に必要というわけではないし、若手有望株にウォーレンもついてくるならヤンキースにとっては良いトレードだ」との反応が寄せられている。

シーズンも後半に入ったことでメジャー球団はポストシーズンに向け動き出すチームと、来季の戦いを見据えて再編に乗り出すチームとに分かれ始めた。昨季あと一歩で1945年以来のリーグ優勝を逃したカブス。今年こそ108年ぶりのワールドシリーズ制覇なるか。

《岩藤健》

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