エアジョーダン1と同カラーの「XXXI」9/3発売

ナイキのジョーダンブランドから「AIR JORDAN（エアジョーダン）XXXI」が発表された。

ジョーダンのフットウエアは、マイケル・ジョーダンのルーキーシーズンに登場した。しかし、ブラックとレッドのカラーリングがリーグのユニフォーム規則に反していたため、コートでシューズを着用するたびに5000ドルの罰金が科せられた。

ジョーダンブランドのハワード“H”ホワイト副社長は、「当時のナイキはそのような反抗的な態度を前面に出していた」と語っている。今回のエアジョーダンは、エアジョーダン1と同じカラーを使用し、その精神を想起させるようなものに仕上がっている。

エアジョーダン XXXIはジョーダンブランドの伝統にならい、世界の中でも高いジャンプ力を誇るラッセル・ウエストブルックのようなアスリートを支える軽さとサポート性を持つ。さらに、オフコートでもセンスの良さを感じさせる良質な素材を使い、機能性と枠を超えるスタイル性を融合させた。

アッパーには、フライウィーブとレザーを採用。オリジナルエアジョーダンの「ウイング」ロゴや、エアジョーダン1以後ジョーダンシューズには使用していないスウッシュロゴをジャンプマンロゴと一緒につかうなど、ジョーダンらしい要素がちりばめられている。

またジョーダン自身の意見も取り入れて、これまで通りの薄さとクッション性を実現。ジョーダンが接地感に優れたソールを求めていたことから、フライトスピードテクノロジーとフルレングズのズームエアを使用し、コートの感触、ソールの反発性と横方向の動きへのサポートを高めている。

最初に展開するカラーは、“Banned”。これは、オリジナルが使用禁止（“banned”）になった逸話にちなんでいる。“Banned”カラーは9月3日より発売。サイズ25-31,32cm。2万7000円（税込み）。