この試合は前田が投げていた六回までと、降板した七回からでまったく違う展開を見せた。立ち上がりから安定した投球で走者は背負っても得点を許さない前田。四回までに3点援護してもらい、今日はドジャースの勝ちゲームかと思われた。
だが前田は七回に安打2本で1点を失い、なおも1死二塁とされる。ここでドジャースは投手をアダム・リベラトーレに替える。しかし、リベラトーレは四球を出して降板、ドジャースはこの回だけで4人の中継ぎを注ぎこむがダイヤモンドバックス打線の勢いを止められず7失点してしまう。
一転してダイヤモンドバックスが勝利する流れかに思われた。だが直後の七回裏にドジャース打線も爆発。2本塁打を含む5安打で5点奪い返し逆転した。
七回の攻防だけで1時間13分を費やした試合は、ドジャースが八回途中からクローザーのケンリー・ジャンセンを登板させて逃げ切っている。
RECAP: #Dodgers complete comeback against D-backs, win series opener 9-7. #WeLoveLA
— Los Angeles Dodgers (@Dodgers) 2016年7月30日
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好投したが10勝目はお預けの前田にファンからは、「次回こそ頼む」「前のチームでも見たことある」「中継ぎ陣も全力でやっての結果なんだろうけどマエケン可哀想だな」「ランナー残して降板してるマエケンのせいとはいえ、中継ぎがマエケンの防御率下げ過ぎ」などの声が寄せられている。