【取材の裏側】リオオリンピック、競泳を観戦してみた。現場はやっぱりスゴイ | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【取材の裏側】リオオリンピック、競泳を観戦してみた。現場はやっぱりスゴイ

スポーツ まとめ
萩野公介
萩野公介 全 9 枚 拡大写真
南米初開催となるリオデジャネイロ五輪。現地時間の8月5日に開会式が行われた。6日昼過ぎには、競泳予選が開催され、編集部も会場を訪れた。

日本勢は、萩野公介選手(東洋大)、瀬戸大也選手選手(JSS毛呂山)が400m個人メドレーでそれぞれ全体3位、2位を獲得、池江璃花子選手(ルネサンス亀戸)が57秒27で日本新記録を更新、星奈津美選手(ミズノ)は自己ベストを更新する58秒15を叩き出すなど見ごたえのあるレース展開だった。

今回は競技ではなく観戦のようすをレポートする。

こちらが競泳会場のOlympic Aquatics Stadium。リオ五輪のメイン会場地でもある、リオデジャネイロ市西部に位置するバーラ地区にある。バーラ地区は会場が集まる五輪公園となっており、選手村も設置されている。




事前に購入したチケット情報を、iPhone画面上で見せたのだがバーコードが読み取れず。同じような被害にあっている人も多く、チケットのトラブルを解決するスタッフはてんてこ舞い。並んでいる客からは舌打ちや怒声も。




eチケット情報をプリントアウトしてもらい、再びバーコード読み取りにトライしたが…見事にアウト。チケットトラブルセンターに行けという。「おいおい、さっき行ってきたばかりだよ」と語気を強めて説明すると、「ちょっと待て」とスタッフ。少し待ったあと、別のスタッフが持ってきた読み取り機でやっとのことで通過できた。この間およそ40分。




僕の場合は読み取りの問題だったが、他の競技会場でも荷物検査などに時間がかかり、開始時刻に間に合わなかった観客もいたようだ。競泳会場も開始時刻は席がガラガラだった。中盤になると徐々に人が入ってきたので、検査に時間がかかり入れなかった人もいたのかもしれない。




競技会場を360度で。2階の観客席からは各国の国旗が垂れ下がっている。

#Rio2016 競泳レース前の競技会場 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA



競技会場のコーラは600mで300円くらい。予選のタイミングだったからか、ほとんど並ばずに買えた。




競技開始を告げるアナウンスがあると、会場は大盛り上がり。お祭り騒ぎを好むブラジル人らしい。オリンピックにありがちなことだが、競技をよく知らない人間も多数会場を訪れる。競泳の場合それが顕著だったのは、スタート前に「Silence Please」と掲示板に出てもなかなか会場が静まり返らず、呼びかけるように何度も注意の笛が吹かれるシーンがあったことだ。

関係者によると、世界選手権などだと競技ルールや不文律、暗黙の了解を把握している観客ばかりなので、こういった問題はあまり起こらないという。スタート前には張り詰めるような、水滴の音すら響くような空間が出来上がる。




やはり観客はブラジル人が多い。ブラジルの選手が活躍した時は、どこからともなく「Brazil」コールが巻き起こり、観客が立ち上がる。すごい迫力。




例外としては、アダム・ピーティー(英)が57秒55の世界新記録をマークした時だ。ブラジルの選手を称えるときと同等か、それ以上のスタンディングオベーションが。




#Rio2016 #競泳予選 #盛り上がる瞬間 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA



色々あって大興奮だった競泳観戦。五輪観戦は初めてなので比較対象がないのだが、競技後の会場は、思ったよりも綺麗で、ペットポドルがちらほら転がっているくらいだった。オフィシャルグッズの販売所も会場にはある。








《大日方航》

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