【高校野球2016夏】花咲徳栄が初戦突破、エース高橋昂也は41イニング目で今夏初失点
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
今大会注目の好投手と開幕前から期待が高かった高橋。だが序盤は球が高目に浮き大曲工打線にとらえられる場面も多い。初回から2死一、三塁のピンチを背負う。佐渡敬斗をファウルフライに抑えて窮地を脱するが、その後も走者を背負う苦しい投球が続く。
四回には佐渡にソロ弾を浴び、埼玉県大会から数えて41イニング目にして今夏初失点も喫した。それでも「特に気にしなかった」と話す高橋は、得点圏に走者を背負っても落ち着いた投球でスコアボードに0を並べ続ける。
この試合に高校野球ファンからは、「点差はついたけどなかなか見ごたえがあった」「たいへん良い試合だった。実力伴う前評判高い常連校に、初出場の県立高。見ごたえあった」「大曲はあれだけ振れるバッター揃えて予選で低打率だったのが信じられない」「花咲徳栄と大曲工業、いい試合だった」などの声が寄せられている。
勝った花咲徳栄は抽選の結果、大会9日目の第2試合で樟南(鹿児島)と対戦することが決まった。
《岩藤健》
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