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【GARMIN vivoactiveJ HR インプレ後編】記録することで運動するモチベーションアップ、そして思い出にも

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ピレネーの静かな村のテラス席で夕食。9時前なのにまだ明るい
ピレネーの静かな村のテラス席で夕食。9時前なのにまだ明るい 全 13 枚 拡大写真
光学式心拍計とGPS機能が付いた最先端スマートウォッチ、vivoactiveJ HR(ヴィヴォアクティブジェイ エイチアール)を世界最大の自転車レース、ツール・ド・フランスの取材現場で使ってみた。もちろん選手として走ったわけではなく、23日間のレースを追いながら朝のジョギングなどで旅先の体調管理を実践しようという思わくだ。

同インプレ記事筆者がツール・ド・フランスの全日程を単身で追いかけるようになって20年目。長丁場であることに加え、毎日300kmほどの移動があり、ホテルも点々とするという過酷な現場だけに、自分自身の体調管理は出場選手と同様に重要だ。そのため期間中は質のいい睡眠をしっかりと取り、朝はジョギングをするなどで筋肉を積極的に動かして心身ともに疲れやストレスをためないように心がける。そのアイテムとして活用しようと導入したのがvivoactiveJ HRだ。

◆今年は最新モデルでモチベーションアップ!

7月2日の開幕日の直前にフランス入り。現地に到着したらまずは時計の時刻を現地時間に合わせるのだが、ライフログバンドの多くは本体側に日時を修正する機能が装備されていない。じつはこれで問題ない。ライフログバンドとペアリング(データをやりとりすること)されたスマホやパソコンの時刻に自動的に合わせるシステムとなっているからだ。パソコンのシステム環境設定で「日付と時刻」を現地時間に修正すれば、次に同期したときにvivoactiveJ HR側がその時刻に修正する。スマホの場合は海外のネットワークを感知すれば自動的に現地時間に合わせるので、さらにvivoactiveJ HR側の時刻修正は手間いらずだった。

過去2年のツール・ド・フランス取材ではライフログバンドのベーシックモデル、vivofitを着用した。1日ごとの歩数や睡眠時間が分かるのだが、取得したデータをガーミン社が提供するクラウドサイト「connect.garmin.com」で分析すると、7月は20%ほど歩行数が減少することが明らかになった。手入力する体重と重ね合わせると、移動による身体的疲労があるものの明らかに運動量不足なので体重が増加してしまう。シンプル機能のvivofitにしてこれくらいは分析できてしまうのである。

だったら旅先でも継続的に運動をしたほうがいい。そのモチベーションアップのために心拍計とGPS機能が付いたvivoactiveJ HRを今回は駆使した。

◆心拍数と走行ルートをしっかり記録、思い出づくりにもグッド

まずは実行するアクティビティを選択する。ランや自転車といった項目がプリインストールされていて、複数のスポーツに移行してマルチ練習することもできる。例えば「自転車」を選択すれば、自転車に適した便利な機能が表示されるようになる。走行距離やタイム、平均スピードなどはランでも気になるところだが、自転車モードでは最高速や獲得標高(上り坂における累計の高度上昇距離)も記録される。さらにはスタートボタンを押してからストップボタンを押すまで、GPSによる走行ルートや記録しておくと役立ちそうなデータが詳細に記録される。休憩する際はストップを押して、再び走り出すときに「再開」を選択すればデータ収集を継続する。ストップを押して「保存」を選択すれば記録がしっかりとデバイスの中に取り込まれる。

出張先なのでランニングシューズしか持ち合わせていなくて、日々の運動はランに限定されたが、ウェアとシューズを身につけてホテルの外に出て、vivoactiveJ HRのスタートボタンを押すと、おっくうな朝のジョグも足取りが軽くなる思いがした。心拍数と走行ルートはしっかりと記録されているから途中で歩いたりもしづらい。そしてそれは旅のいい思い出にもなる。ゴールしてホテルの部屋でシャワーを浴びたら、日本から持ってきたスマホと同期して走行実績を取り込む時間も楽しい。

◆海外で使用するのにもいい便利アイテム

取材時に徒歩の移動をする際には、GPSを起動させておくと道に迷うことなく元の場所に戻れるので便利だった。つまりこれは取材時のみならず、海外旅行の時にとても便利なアイテムとなるということ。テキトーに散歩してもどこを歩いたか記録してくれるので旅の思い出づくりになるのだ。

ツール・ド・フランスを走るプロ選手も手首で心拍を取るタイプを愛用していた。vivoactiveJ HRの発売は開幕直前の6月29日だったので、プロ選手が使っていたのはvivosmart HRだ。筆者のほうが最先端モデルだよね、とちょっとだけ自慢したかった。

《山口和幸@レスポンス》

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