男子柔道のなかでも特に選手層が厚く激戦区と言われる90キロ級。これまではアテネ五輪で泉浩の獲得した銀メダルが最高だった。
2回戦から登場したベイカーは一本勝ちを重ね決勝まで勝ち上がると、決勝でも2分過ぎに大内刈りで有効を奪う。その後は指導を受けながらもリードを守り抜き逃げ切った。
【速報】柔道男子90キロ級のベイカー茉秋選手が金メダルを獲得! 男子は大野将平選手に続く2つ目の金メダルです! #がんばれニッポン #柔道 #Rio2016
— 日本オリンピック委員会(JOC) (@Japan_Olympic) 2016年8月10日
日本柔道の歴史に新たな1ページを書き加えたベイカーには、「ベイカー選手おめでとうございます!!!」「90キロ以上の重量級は外人にパワー負けする傾向があるのに初出場で優勝したのは凄い」「ベイカー茉秋選手金メダル取ったんやね!おめでとう!」「ベイカー君すごい。金メダルおめでとうございます!!」などの声が寄せられている。
晴れ晴れとした顔でインタビューを受けたベイカーは、「オリンピックチャンピオンになることだけ考えて4年間やってきたので、一戦一戦全力で臨みました。やっと夢が叶って良かったです」と喜びを爆発させた。