【高校野球2016夏】挟殺プレーで騒然、物議を醸す判定に「誤審では?」の声
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
この試合では八回に明徳義塾の攻撃で場内を騒然とさせる判定があった。1死二、三塁で寺西大樹の打球は遊ゴロ。前進守備の遊撃手が捕って素早く本塁へ送球。飛び出していた三塁走者が慌てて戻るも、すでに二塁走者が三塁へ到達していた。
三塁ベース上に二塁走者と三塁走者がそろう形となり、境の三塁手・渡辺仁は二塁走者、三塁走者の順にタッチ。ルールでは優先権を持たない二塁走者がアウト、三塁走者はセーフとなる。だが三塁走者の西村舜は自分がアウトになったと勘違いして塁を離れた。
渡辺は西村が塁を離れた時点で再度タッチ。この時点でふたつ目のアウトも認められるはずが、三塁塁審はタッチしたと認めなかった。西村は行けると判断、本塁へ突入して生還が認められた。
このときの塁審と選手の動きを映像で再確認してみると、塁審は三塁上に留まっている二塁走者へ「君がアウトだよ」と宣告するほうを優先し、ボールの行方からは半ば目を切っている。三塁走者へのタッチは野手の身体に隠れていたこともあって視認できなかった可能性がある。
この判定に高校野球ファンからは、「後味が悪い甲子園になったな」「3塁走者にタッチしていないと語っていた解説者がVTRを見て「あっ、タッチしてますね」と言った後に無言となったのが笑える」「見逃しちゃったんだろうな。守備側ももっとしっかりアピールすべきだったのかもしれない」「審判があまりに糾弾されたらかわいそうだな」などの声が寄せられている。
《岩藤健》
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