スポーツクライミングの面白さ…世界を舞台に活躍するクライマーたちが語る
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
スポーツクライミングのオフィシャルスポンサーとして野口啓代選手、野中生萌選手、藤井快選手、楢崎智亜選手の4人と契約を締結し、「TEAM au」を結成したことを発表。ゲストとして女優の足立梨花さん、筧美和子さんも出演し、この後ワールドカップに旅立つ選手たちにエールを送った。
スポーツクライミング人口は年々増加しており、現在競技者は約60万人となっている。それに伴い、スポーツクライミングジムはここ6年間で3.8倍となり、全国で約435店舗を展開している。
スポーツクライミングの良さとして、女性クライマーの野口選手と野中選手は「ダイエット効果がある」と語る。その理由のひとつは、「他のスポーツと比べて消費カロリーが高い」ことだ。また、脚を上げたり、体をひねったり、自然と体が引き締まる動きが出てくる。
実際にボルダリングを体験した筧さんも、「やってみて普段使わない筋肉を使っていたので、健康的にもいいんだなと思った」と興奮気味に話していた。一見、腕力で登っていくように感じられるスポーツクライミングだが、実際は脚の筋肉も使っている。楢崎選手は「全身が鍛えられるので、スポーツジムに通わなくても体幹トレーニングになる」と話す。また、筋力ではなく体のバランス感覚で登っていくため、男女・年齢問わず楽しむことができる。
ボルダリングを体験した足立さん、筧さんを含め、登壇した6人全員が何度も「楽しみながら」という言葉を使って話していたことが印象的だった。
スポーツクライミングは2020年東京五輪の追加種目に選ばれている。今後の広がりに注目だ。
《山本有莉》
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