【高校野球2016夏】創部116年目で初の決勝!北海が秀岳館に競り勝つ
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北海は初戦から3試合連続ひとりで投げ抜いてきたエース・大西健斗が準決勝も先発する。大西は試合開始のサイレンも鳴り止まない初回、先頭打者に三塁打を許し、続く打者に四球を与えて無死一、三塁とピンチを背負う。この場面で大西を救ったのは2年生捕手の佐藤大雅。盗塁を狙った一塁走者を二塁で刺して1アウトとする。野手のファインプレーも飛び出した北海は、この回を無失点で切り抜けた。
北海が先制点を奪ったのは三回。2死二、三塁の場面で打席に入った大西が走者一掃の2点適時三塁打。鈴木大和も適時打で続き3点をリード。五回にはもう1点追加して4-0で試合は終盤に入る。
なんとか反撃したい秀岳館は七回、連打で2死二、三塁のチャンスを作ると大西がワイルドピッチ。この間に三塁走者が生還して1点を返した。さらに八回は2死二塁から九鬼隆平が右前打。右翼手が後逸する間に九鬼は三塁も回って本塁に滑り込んだ。
1点差で迎えた最終回。北海は大西が最後のマウンドに上がる。秀岳館は2死まで取られるも田浦文丸が内野安打で出塁。望みをつないだ。しかし、最後の打者が遊ゴロに討ち取られゲームセット。北海が秀岳館の反撃を僅差でかわした。
最後までどちらが勝つかわからない接戦をものにした北海へ、「めちゃくちゃ興奮したああああ!!!大西くんほんとよくねばった!!!」「北海が決勝行ったぞぉぉぉぉーーーー!!!!」「北海おめでとう!!秀岳館おつかれさまでした」「エース一人で準決勝まで完投とか凄いわ。流石に制球怪しくなってきてたけど、後が凄く良く守ってた」「久しぶりに深紅の優勝旗が津軽海峡渡れるかも。頑張れ」など多くの応援の声が寄せられている。
37度目の出場にして初の決勝進出を果たした北海。初優勝をかけて21日に作新学院(栃木)と対戦する。
《岩藤健》
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