1920年ベルギー大会から続く五輪旗、小池都知事の手で再び東京へ[フォトレポート]
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
8月24日、羽田空港西側格納庫で行われた「オリンピックフラッグ到着歓迎式」には、ANA機(B777 JA781A)で小池都知事らが、JAL機(B777 JA735J)で吉田沙保里リオ五輪主将、右代啓祐リオ五輪旗手らが登場。竹田恒泰JOC会長、橋本聖子リオ五輪団長、山下泰裕副団長、高田裕司総監督、松野博一文科大臣、鈴木大地スポーツ庁長官などとともに、大勢の空港関係者やメディアの前でコメントした。
「このオリンピックフラッグ、見かけは重そうだけど、そう重くはない。でも、責任は非常に重いことを痛感している。東京2020五輪に敬意を表し、みんなの手で、みんなといっしょにすばらしい五輪にしたい。その象徴として、みんなとともに働いていきたい。関係大会はもちろんのこと。開催への機運を盛り上げ加速させたい」(小池都知事)
「重くない」と都知事が伝えた五輪旗の誕生は、96年前。ベルギー・アントワープ五輪から採用された。中心に5つの輪で構成された5色のオリンピックシンボル、その縁にその5色のチェックが添えられたシンプルなもの。
国際オリンピック委員会(IOC)の、オリンピズムの根本原則、規則、付属細則を成文化した「オリンピック憲章」によると、そのシンボルについてこう記されている。
「オリンピック・シンボルは、単色または5色の同じ大きさの結び合う5つの輪(オリンピック・リング)からなり、単独で使用されるものを指す。5色のカラー版での使用では、左から順に青、黄、黒、緑、赤とする。輪は以下に示すグラフィックスのように結合し、左から順に上段に青、黒、赤の輪を、下段には黄、緑の輪を配置する。オリンピック ・ シンボルはオリンピック ・ ムーブメントの活動を表すとともに、5つの大陸の団結、さらにオリンピック競技大会に全世界の選手が集うことを表現している」
5つの大陸の団結が表現された五輪旗は、4年間、ここ日本で保管される。東京都オリンピック・パラリンピック準備局は、この五輪旗について「保管方法は当面の間、知事室で厳重に保管。今後の取組として、フラッグツアーなどのイベントを通じて都民・国民に広く公開する。都内の区市町村をキャラバンするなど、検討中」という。
2020年、東京の風になびくころ、この五輪旗はちょうど100歳を迎える。
《大野雅人》
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