大江戸線各駅、パラ競技展示「大江戸ステーションスタジアム」…健常者も障害者もがんばれるフィールドを | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

大江戸線各駅、パラ競技展示「大江戸ステーションスタジアム」…健常者も障害者もがんばれるフィールドを

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「NO LIMTIS SPECIAL 大江戸ステーションスタジアム」初日イベントには小池百合子都知事、瀬立モニカ選手、谷真海選手、山脇康日本パラリンピック委員会委員長、高島なおき都議、佐藤広東京五輪組織委員会副事務総長などが登壇した
「NO LIMTIS SPECIAL 大江戸ステーションスタジアム」初日イベントには小池百合子都知事、瀬立モニカ選手、谷真海選手、山脇康日本パラリンピック委員会委員長、高島なおき都議、佐藤広東京五輪組織委員会副事務総長などが登壇した 全 20 枚 拡大写真
都営大江戸線の地下駅がパラリンピック空間に変わるイベント「NO LIMTIS SPECIAL 大江戸ステーションスタジアム」。東京2020パラ大会をちょうど4年後に控えた8月25日にスタートした。

初日は小池百合子東京都知事や谷真海選手(トライアスロン)、瀬立モニカ選手(カヌー)などが駆けつけた。

小池都知事による「パラリンピックの成功なくして、2020東京の成功なし」というメッセージのあと、五輪推進対策特別委員会委員長の高島なおき都議がこう語った。

「都知事が伝えたとおり、世界で二回目のパラリンピックを開くのは、東京が初めて。大江戸線の各駅に22の競技を紹介し、総合的な展示をすることは有意義。リオ大会から4年後の東京大会に向けて大きな力になる。施設もそうだが、とくにユニバーサルデザイン、バリアフリーをしっかり考えなければならない。3年後のラグビーワールドカップ、4年後の2020東京へ向け、健常者も障害者もがんばれるフィールドをつくっていくとが大事。障害を持つ人が広くスポーツに親しめる原動力になるべき」

小池都知事や谷選手といっしょにステージに登壇した瀬立選手は、東京都江東区出身の18歳。パラカヌーでリオ大会に出場し、「筋力を使った強いストロークで、リオパラリンピックを狙う。レース中盤の華麗なストロークを見て」という。小池都知事と谷選手、瀬立選手は、この“大江戸線パラ展示”をともに視察。歓談しながら互いの“挑戦”にエールを送っていた。

このNO LIMITS SPECIAL 大江戸ステーションスタジアムは、大江戸線各駅にそれぞれの競技のグラフィック、キャッチコピー、ルール、「ここが見どころ!」、実物の道具やユニフォームなどを展示するイベントで、東京2020パラリンピック競技大会22競技の魅力を体感できる。

●NO LIMITS SPECIAL 大江戸ステーションスタジアム 展示駅と内容
都庁前駅=総合展示(全22競技)、新宿駅=トライアスロン、代々木駅=ウィルチェアーラグビー、国立競技場駅=テコンドー、バドミントン、青山一丁目駅=車いすテニス、六本木駅=自転車競技、麻布十番駅=パワーリフティング、赤羽橋駅=ボート、大門駅=車椅子バスケットボール、汐留駅=射撃、月島駅=ゴールボール、門前仲町駅=陸上競技、清澄白河駅=カヌー、森下駅=車いすフェンシング、蔵前駅=シッティングバレーボール、新御徒町駅=ボッチャ、上野御徒町駅=卓球、春日駅=柔道、新宿西口駅=水泳、中野坂上駅=5人制サッカー、練馬駅=馬術、光が丘駅=アーチェリー

《大野雅人》

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