夏フェス後半戦、山中湖ラブシャの“フェス服”をチェック〈快晴編〉
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SLSは、LAKE SIDE、Mt.FUJI、FORESTと、おもに3つのステージがある。そのステージ間をゆっくりと行き来しながら過ごす人たちや、“場外”を散歩する人たちに「写真、撮っていいですか」と直撃。オッケーと笑って許してくれた男女、グループ、親子、ファミリーを写真とコメントでつづる。
まずは、30代と20代の仲良し男女。長野からマイカーで来たというふたりは「きょうのポイントはペアルックならぬ『ニコイチ』とディッキ（Dickies）の組み合わせ。フェスは5～6年前からハマってる。きょうは10-FEETが一番見たい。ラブシャは3ステージの距離が短いのと、アクトのタイムがかぶらないのがいい。それから、やっぱ富士山だね」と話していた。
神奈川と千葉の20代男女は、「ポイントはコカ・コーラのハットを軸にそろえたこと。ラブシャは山中湖っていうロケーションがいい。涼しいし。きょうはWANIMAとTHE ORAL CIGARETTESをがっつり見にきた。晴れてて最高」と。
またラブシャはファミリーの姿も多く、スタイルはさまざま。40代のパパ・ママは、「静岡から子どもといっしょにマイカーで来た。富士山の眺めとアクトをゆっくり楽しみたい」と笑った。
場外へ出て、コンビニへと歩く30代女性ふたりは、神奈川から。「WANIMAを見にきた。ポイントはWANIMAのボーカルが御用達のLEFLAH（レフラー）というブランドのTシャツをあわせたこと。原宿のショップに在庫があと2着しかないっていうんで、慌てて買った。ラブシャのいいところは、ゆっくり過ごせる空間がいっぱいある。リゾートのなかでアクトを間近に見るッて感じ。外へ出て並木道を歩いてもいいしね」。
男子だけの大所帯グループもいた。10～20代の男性グループ7人。ラブシャに来たワケも“ローカル”でいい感じ。「山梨県立吉田高校の同級生で、『久しぶりに合うなら地元のフェスでみんなで会うか！』ってことになって、ラブシャの1日めと3日めをいっしょに行くことに決めた。吉田のいいところ？うーんそうだな、とりあえず、吉田に来たら『うどんを喰え！』っすかね」。
最後は、ラブシャ会場に一番近いバス停でバスを待つ10代の女の子ふたりに直撃。おでこに“冷えピタ”を貼ってにやにや。「福島出身と、岡山出身。都内の大学に通ってる。今回の服は、ピンクと緑の“WANIMAコーデ”がポイント。好きなアーティストは、10-FEETとMrs. GREEN APPLE。ラブシャのいいところ、うーん、やっぱり富士山！きょうはすっごいきれいに見えた。晴れててよかった」。
初日は、彼らが夢中になって見たアーティストのほかに、木村カエラ、KANA-BOON、ゲスの極み乙女。、BLUE ENCOUNT、水曜日のカンパネラなどが出演。トリは2年ぶりの出演となるサカナクションが務めた。
この山中湖の熱い3日間の模様は、スペースシャワーTVで10月21～23日、21時から三夜連続で放送（各回3時間、合計9時間）する。本稿の最後は、キュウソネコカミの爆笑MCで締めよう。
「おいっ！バンドマンと付き合いたいと思ってるヤツぁっ！目を覚ませっボケええええっ！」
《大野雅人》
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