「私事ですが今シーズン限りで引退させていただきます」と話し始めたサブロー。引退を決断した理由には年齢、一軍出場機会がないままシーズン終盤を迎えたことなどを挙げた。
プロ野球人生一番の思い出には2005年の日本シリーズ優勝と答えている。
「まさか日本一になれるとは夢にも思ってなかったです。なりたかったんですけどね。でも、それが実現して、嬉し涙というのはないと思ってたんですけど初めて嬉し涙というのを流して、そこが一番記憶に残ってますね」
気丈に振る舞い、しっかり前を向いて質問に答えていたが、「22年間温かく見守っていただき、熱く応援していただいて、感謝の言葉しかありません」とファンへのメッセージを口にしたところで感極まり、流れ落ちる涙を止められなかった。
「マリーンズファンは日本一です。これからも千葉ロッテマリーンズをよろしくお願いします」
会見を終えたサブローにファンからは、「サブロー選手ありがとう!お疲れ様でした」「チームを勝利に導く勝負強いバッティング…忘れません!」「サブロー!今までありがとー!」「お疲れ様でした。サブロー選手が登場するだけで盛り上がったマリン、忘れられない」「背番号3のままコーチやって」「どんな形であれいつまでもロッテで」などの声が寄せられている。
サブロー本人は引退後の予定について、「まったくまだ考えてません」と話しているが、ファンは何らかの形でロッテに関わり続けることを期待している。
サブローの引退試合は25日のオリックス戦に決まった。セレモニーの詳細などは今後発表されるが、サブローは「当日、ファンの皆様と一緒の時間を過ごせる事をとても楽しみにしています」とコメントしている。
今季限りでの引退を表明したサブロー選手の引退セレモニーを、9月25日(日)に行うことになりました。 https://t.co/5Ee86AAv8Z #chibalotte
— 千葉ロッテマリーンズ公式アカウント (@Chiba_Lotte) 2016年9月1日