「緊張しないにはどうしたらいい?」クルム伊達公子の答えは? | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

「緊張しないにはどうしたらいい?」クルム伊達公子の答えは?

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アディダスの体験型ギャラリー『FIND FOCUS LOCKER ROOM』OPイベントにクルム伊達公子が登壇(2016年9月9日)
アディダスの体験型ギャラリー『FIND FOCUS LOCKER ROOM』OPイベントにクルム伊達公子が登壇(2016年9月9日) 全 8 枚 拡大写真
女子テニスで活躍するクルム伊達公子選手。ファンから「緊張しないにはどうしたらいい?」と聞かれることがあるという。

アディダス ジャパンが9月9日から東京・渋谷マークシティに期間限定でオープンした体験型ギャラリー『FIND FOCUS LOCKER ROOM』のオープニングイベントに登壇した伊達選手は、「集中する」「無になる」といった心境について語った。

「緊張するのは当たり前」と話す伊達選手。どんな選手でも緊張するという。

「緊張するのは当たり前で、その緊張に“いい緊張”か“悪い緊張”があると思う。それをいかに自分の“いい緊張”にするか。反対に私は緊張しない時は、わざと緊張するようにする。その方が集中力が高まると思う。なぜ緊張しない時に緊張するようにするかというと、ある程度いい緊張がある方が集中力が高まるし、いいパフォーマンスにつながると思うので、あえて自分が緊張するように奮い立たせて、緊張させる」

そういった緊張状態で自分の心の状態が“ゾーン”に入ると、どのような感覚なのだろうか。

司会者の投げかけに伊達選手は、「一試合を通して、ボールがスローモーションに見えたことがあった」と答える。

「すべてが鮮明に見えたことがある。93年か94年の東レ パン・パシフィックオープン。相手がアランチャ・サンチェス選手で、その試合の時はボールがスローモーションで、自分のやることなすことすべてうまくいく、考えることもすごくシンプルに。やらなくちゃいけないこともポンポンとアイディアが浮かぶというか、それをやるとうまくいくという感じだった」

「私が今まで経験してきたゾーンに入ったと思える試合は、対戦相手がトッププレーヤーだったこと、コートがセンターコートだったこと。テニスは相手がある競技なので相手選手との間合いも必要、センターコートという空気感、すべてが噛み合わさってゾーンが成立というか、そこの域に達すると思う」

《五味渕秀行》

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