「まさかじゃない！見たか！！」広島が25年ぶり7度目のリーグ制覇
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先発の黒田博樹が6回を3失点にまとめ、リリーフ陣もランナーは出しながら粘り強く抑えた。打線も二者連続ホームランなどで試合をひっくり返す。
2点差の九回は抑えの中崎翔太がマウンドへ。2アウトまでは順調に取ったが、そこから長野久義に出塁を許し亀井善行にも粘られた。亀井を出せばこの試合2ランを放っている坂本勇人の打順だったが、中崎は渾身の153キロ直球で内野ゴロに仕留めた。
優勝決定の瞬間を緒方孝市監督は、「最後の最後決まるまで、またヒット打たれるんじゃないか、ホームラン打たれるんじゃないかと、アウトになる瞬間まで信じられなかったですけど、その瞬間は『決まった！』という思いでした」と振り返った。
試合後の祝勝会では小窪哲也選手会長が「まさかじゃない！」と音頭を取り、選手や関係者全員で「見たか！！」と返しビールかけがスタートした。
絶対的エースの前田健太が抜け、チーム力の低下も心配された広島。その穴を埋めるべくチーム一丸となってつかんだ25年ぶりの優勝に、「まさかじゃない！ みたかーー！ しびれました！」「ビールかけ楽しそう」「ビール掛けのかけ声、冷静に考えてみるとめっちゃおもしろい」「いつも他球団のビールかけをみて「いいなぁ」とボーっとみてたんだけど、カープの選手がビールかけしてるのがホント信じられない。でもまさかじゃない」「まさかじゃない。それをポストシーズンでも見せてほしい」などファンも喜びあふれる一日になった。
《岩藤健》
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