ワウリンカが記念撮影、全米オープン初制覇「素晴らしい気分」

今年の全米オープンテニスで優勝したスタン・ワウリンカが、ニューヨークの街を見下ろしながら記念撮影を行った。

1回戦から決勝まで尻上がりに調子を取り戻し、決勝では第1シードのノバク・ジョコビッチを破ったワウリンカ。グランドスラム3勝目に「格別の気分」と喜んでいる。

「間違いなく素晴らしい気分だね。ここに来られたらなおさらさ。トロフィーを携えてのニューヨークの素晴らしい景色。格別なものだよ。過去10年の全米オープン優勝者の写真を見てきた。ここにいられて本当にハッピーだ」

激闘を繰り広げたライバルたいに対しても、「彼らは素晴らしかった」と賛辞を惜しまない。

「この優勝はずっと特別なものであり続ける。単に難しかったからというだけではなく、自分の戦い方や倒した相手を考えると、究極的だと感じられるものだった」

全豪オープン、全仏オープンに続いて全米オープンも制したワウリンカ。ウィンブルドンを制すれば生涯グランドスラム達成となるが、

「グランドスラムを3つ手にできて、とても幸せだ。素晴らしいものだね。だけど自分が持っていないものを追加することについては考えない。自分に何ができるか証明するため仕事に取り組み続けるよ」