広瀬すず、映画『怒り』への心境を告白「ぜんぶじぶんの宝物」
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李相日が監督を務めた映画「怒り」は、9月17日(土)より全国東宝系にて公開。「悪人」などで知られる作家・吉田修一の同名小説が原作で、渡辺謙、森山未來、松山ケンイチ、綾野剛などが出演している。
広瀬はブログで1年半前にオーディションを受けたと綴り、「自分でやりたいと言ったけど途中で言った事に多少後悔したんです。でもそれはただ逃げていただけであって、自分の弱さがわかってがっかりしました。現場にいても何も出来なくて焦ることしかしてなかった」と撮影時に焦りがあったことを明かした。
また監督に対し、「いまになると、李監督がいない現場が不安でしかたないんです。悔しい気持ちしか正直現場で生まれなかったけど、でもそれでもこういうことなのかなって思った瞬間もあってこの現場でしか感じれなかった感覚がいっぱいでした」とコメント。
「監督にはボロクソ言われたし、それでも1番味方でいてくれて。千本ノックでしたけど、愛の千本ノック言ったら伝わるでしょう笑 大きな愛を持たれた方です」と、監督の存在が大きなものだったと綴った。
試写後には、先輩たちが凄すぎたと感じてまた焦ったという広瀬。「今もそれは変わらないけどこの背中追いたいっておもった。まだここにいたいっておもった 贅沢すぎるわがままですけど、あんなに濃密な時間があるとは ぜんぶじぶんの宝物です」と綴り、渡辺謙、森山未來らとの共演が大きな財産になったことを明かしている。
最後には、「怒りに出会えて私の全てが変わりました。もっともっと頑張りたい この言葉でしか表現出来ないのがかなり悔しいけどメラメラしています」と女優としての意気込みも告白した。
《美坂柚木》
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