土砂災害から復旧した伊豆大島、三原山でヒルクライム大会 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

土砂災害から復旧した伊豆大島、三原山でヒルクライム大会

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元町港を出発するサイクリストたち
元町港を出発するサイクリストたち 全 12 枚 拡大写真
「御神火(ごじんか)スカイライン開通記念・伊豆大島復興・三原山ヒルクライム2016」が9月25日に東京都大島町で開催され、およそ100人のサイクリストが激坂に挑戦した。

伊豆大島は3年前の10月16日に発生した大規模土砂災害により、甚大な被害を受けた。この災害により通行不能となっていた御神火スカイラインがようやく復旧されたことを記念して、自転車ヒルクライムイベントが開催されたのだ。同イベントによって被災からの観光復興を印象付けるとともに、スポーツサイクルでツーリングを楽しみたい人に伊豆大島の魅力を知ってもらうことを目指して企画された。

完成した御神火スカイラインは大島元町地区海岸線より一気に三原山展望台までの標高差522mをつなぐ全長約6.5kmのパノラマ道路で、海越しに近隣の伊豆諸島や伊豆半島、遠く富士山を眺望できる雄大なコースになる。また平均斜度が8.7%で、一部では10%を超える地点もある。

御神火スカイライン開通記念・伊豆大島復興・三原山ヒルクライム2016

伊豆大島は東京から120kmの距離にありながら、三原山に代表される大自然豊かな、サイクリングに適した場所だ。美しい海岸線サンセットパームラインや、ジオパークの溶岩地形を駆け抜ける島一周ロングライドなどサイクリストには魅力的なコースは知られていたが、この御神火スカイラインの完成によりほぼ島内全線の道路がつながり、今後は自転車ヒルクライム・ロングライドイベントを楽しめるスポーツアイランドに生まれかわろうとしている。

復興の大きなシンボルであるこのイベントを今後も開催することを目指し、東京からアクセス抜群のサイクルアイランド伊豆大島の魅力を広く発信していきたいという。

《山口和幸》

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