アラダイス前監督は英紙のおとり捜査により問題発言が発覚、イングランドサッカー協会との間で契約解除に至った。現在はU-21イングランド代表のガレス・サウスゲート監督が、暫定的に指揮を執ることが発表されている。
●サッカーイングランド代表監督、不正が発覚して解任
後任候補には米国代表を率いるユルゲン・クリンスマン監督のほか、イングランド・プレミアリーグのクラブを指揮する監督の名前も数名挙がっている。
だがクリスタル・パレスのアラン・パーデュー監督は、代表監督就任の噂を否定した。
「このクラブで仕事ができて私は非常に幸運だ。会長とも素晴らしい関係にある。ジョシュとデイビッドというふたりのアメリカ人投資家がいて、彼らは私に強い信頼を示してくれた。チームに対しても本当に良い感触だ」
ボーンマスのエディ・ハウ監督も、「イングランド代表監督は究極の仕事」と話すが、自身の監督就任は否定する。
「私はつい最近ここで新たな選手たちを獲得したばかりだ。彼らに今季の未来を約束して、どういう1年になるか話をしている。もちろんすべては仮定の話だが、このクラブに背を向けることはできない。クラブは私に誠実さを見せてくれた。私もそのお返しをする必要がある」
クリンスマン監督も9月28日にツイッターを更新して、「イングランドに関する噂は真実じゃない」と否定した。
No truth to the rumors regarding England. Our entire focus is on November 11 when Columbus will rock: https://t.co/XymRua17IG
— Jurgen Klinsmann (@J_Klinsmann) 2016年9月28日
この困難な仕事を誰が引き受けるか世界が注目している。