チャンピオンシップ出場へ負けられない広島。ホームで勝ち点3を狙ったが、ゴールに迫るなかでスムーズさを欠く場面が目立った。前半32分には左サイドを崩され危ない場面を迎える。
好機を演出して観客を沸かせるがゴールは遠く、スコアレスのまま後半を迎えた。後半に入っても状況は大きく変わらない。東京も中島のミドルシュートなどでゴールを狙うが決まらず、両チーム無得点のまま試合は進んだ。
後半45分に広島はエリア内で佐藤寿人がダイレクトボレー。シュートは枠をとらえていたがGKにキャッチされる。好機を逸した広島に対し東京はアディショナルタイム、中島がエリア外からのシュートを豪快に決めて決勝点を挙げた。
東京の篠田善之監督は、「本当にこの我慢比べのようなゲームを、最後まで選手たちは諦めず、とにかくひたむきにやってくれたと思います。サポーターも含めて、諦めない姿勢が翔哉のゴールにつながったんじゃないかと感じています」と選手たちを称えた。
この敗戦でチャンピオンシップ出場、リーグ連覇の夢を絶たれた広島の森保一監督は、「去年のように最後に優勝できればと思い描いて今シーズンも戦ってきましたけど、そこに手が届かず非常に残念に思っています」とコメントしている。
【明治安田J1 2nd 第14節 広島vsFC東京】
— Jリーグ (@J_League) 2016年10月1日
篠田 善之監督
「サポーターも含めて、諦めない姿勢が(中島)翔哉のゴールにつながったんじゃないかと感じている」
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この試合に両チームのファンからは、「FC東京は若手も中堅もベテランもいい感じに融合してきてる」「上位陣との4連戦にようやく勝利。これで気持ちよくルヴァンに望める」「FC東京の粘り強い守備はサンフレだって去年できてたはず。色々な要因があるにしろ、今年それができないのが勝てない原因だわな」「今季のサンフレッチェは競り勝てんなあ…」「サンフレッチェ希望が無さすぎる」「とてもじゃないけど、天皇杯が残ってるとは口が避けても言えないや」などの声が寄せられている。