J1自動昇格圏内の2位を目指す3位のC大阪と5位の清水。前半から両チーム勝利にかける執念が見えるも、互いにノーゴールのまま後半へ折り返す。
試合が動いたのは後半26分、右サイドの松田陸が上げたボールに、逆サイドで酒本憲幸が合わせてC大阪が先制した。
負けられない清水は後半41分に北川航也を投入する。今シーズン途中出場から7得点を挙げている北川は、44分に味方のパスでエリア内に侵入すると、落ち着いて同点弾を流し込んだ。
勢いに乗る清水は後半49分、白崎凌兵がミドルシュートでネットを揺らして逆転、敵地で貴重な勝ち点3を獲得した。
勝った清水の小林伸二監督は試合後、「前半は良かったけど、後半は押し込まれた。前半できていた飛び出しが、後半なかなかできなくなった。セレッソさんが点を取って構えてくれたので、その分、我々は行くしかないというところで、システム変更も功を奏して、うまく逆転できたのではないかと思います」とコメントした。
【明治安田J2 第34節 C大阪vs清水】
— Jリーグ (@J_League) 2016年10月2日
白崎 凌兵「自分でこの状況を打開したかった」
大熊 清監督「最後のアディショナルタイムを含めた10分間、前線の足が止まってしまった」
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この試合に両チームのファンからは、「アディショナルタイムでの逆転素晴らしい!セレッソの選手は誰もプレスに行ってなかったな」「エスパルス勝ってよかった、大事な試合勝てたの久々じゃん」「エスパルスのほうが勢いあるぞ」「セレッソは1点取ったら終わりじゃなく、もっと攻めてほしかった」「セレッソはまた劇的な負け方したのか」などの声が寄せられている。